詩/想ふということ





詩/想ふということ



人を愛して   想ふということは
想ふという中に命が宿ること


その想ふという中にある命は
二つ揃い踏みする愛の心


お互いの想ふという命が
宿りしとき
声と視線が奏でる音色を
ともに一つのメロディにして
つくりあげること


想ふという中に
貴方の命が宿る


ともに心の手を繋ぎ
想ふという中の命を
紡いでいくのが
『 想ふ 』ということ



人を愛して   想ふということは
想ふという中に命が宿ること

愛という名の命そのものの心が
宿るということ

想ふという中に宿った命とは
『 愛 』という心






人を愛して   想ふということは
想ふという中に命を宿すこと

その命とは   愛そのものの心

愛という心を宿して
ともに二人で生きるということ

生きるときも   死ぬときも
二人で   ともにいるということ


貴方を想ふという中に
貴方という命が宿る

愛そのものの心という命
二人で共に生きる愛の心という命



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【 水の琴 】鏡乃 琴禰

【 水の琴 】詩集とエッセイ 【 詩人/鏡乃 琴禰 】 《 かがみの・ことね 》

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